『全ての生命を育む母なる地球』
その地球に影響を及ぼしていると言われている私たち人類の想念・・。
エコライフと同じくらい これからの私たちに大切なこととは・。
長い記事となりますが、地球に生きる仲間として ぜひ、お読みください。
江本 勝博士は、大ベストセラー
『水は答えを知っている』の著者です。
前回の記事『
地球の浄化』で触れた
『自分が変わる水の奇跡』より、
人類の想念が、地球に影響を及ぼす
仕組みについて、私達に解りやすく説明
されている箇所から抜粋したいと思います。
『自分が変わる水の奇跡』 江本 勝(著) 青春出版社(発行)より
「この世の中はすべて水で形成されています。
ただ、水の量が多いか、
少ないかだけの違いであって、
宇宙は水のスープであると言ってもいいのです。
つまりそこには濃いところと薄いところがあるだけであり、
それが空気であったり、光であったりしますが、
それらは結局は、水と同質のものなのです。
地球の地殻の中にも、粘土層や岩盤など、さまざまな層がありますが、
粘土層は水分が多く、固い層は水分が少ないという違いがあるだけで、
すべては水でできているのです。
あらゆるものが水で形成されているのですから、
水は人の意識のアンバランスや
エネルギーのアンバランスをそのま反映します。
地球の中の水も当然、
その上にいる人間たちの意識の総和の影響を受けているからです。
本来はバランスよく安定して存在していた水も、
永年その上に住む人たちの意識が帝国主義的や儲け第一主義になったり、
あるいは利己的な社会風潮が広まったりすると、
地中にある水もそのように配置を変えてしまいます。
そうなると、当然のことながら、
地殻変動という形で断層を発生させ、一気に大災害が起こるわけです。
こんなことを言っていると、地質学者に怒られるかも知れませんが、
私はこの説は正しいと思っています。
何百年に一回、何十年に一回という地震や大災害は、
それまでの間に人間社会が行ってきた
いろいろな不条理なこと、非人間的なこと、独占的なこと、
そういったものの積み重ねがあった結果だと私は信じています。
人口が少ないときには、1人ひとりの人間の生き方が
仮にちゃらんぽらんであっても、
地球全体の水に大きく影響を与えることはあまりなかったはずです。
ところが、1700年ぐらいから人が多くなり続け、人びとの負の意識が
いろんな災害を起こしているように思えるのです。
最近では、65億になり、あちこちで戦争や紛争を起こしているのですから、
その影響は計り知れないものがあるでしょう。
65億もの人間がこんな意識でいたら、
この地球はあと10年ももたないと、以前から私は警告しています。
そして、危機を迎えているのは、
そのような直接的な意識の変化だけではありません。
地球を取り巻く環境もまた、大きな危機を迎えています。
なかでも、地球の温暖化が与える危機については、
どなたも耳にしたことがあるでしょう。
温度というのは振動です。原子が振動することによって熱をもつことは、
中学や高校の教科書にかかれているのでご存知の方も多いでしょう。
電子レンジというのも、急激な振動をつくって温度を上げる装置です。
過去100年ですでに地球の気温は二度上昇しているといわれ、
現在でも、南極、北極の氷がどんどん溶けているのです。
人間と地球は違うかも知れませんが、
それでも地球の温度が それほど高くなったら、
地球全体が病気になってしまうことがおわかりでしょう。
この地球というものは、そして人間というものは、
非常に安定した振動の中でしか生きていけません。
ところが、「愛・感謝」の道に外れた人たちは
それを知っているから、必要以上に振動を使うのです。
振動をいっぱい使って、より優位に立とうとするわけです。
それは、ピストルであり、爆弾であり、もちろん自爆テロもこれです。
全部、負の振動です。
異常な振動を使って世の中を支配しようとしているわけです。
今イラク戦争にしろ、地球上の小さな戦争も含めると、
地球上は振動過多になっていて、
ますます温暖化が進んでいくようなことになっています。
それに呼応して、地中の水の安定が乱れていくことによって、
地震や津波を起こし、洪水を起こし、台風、ハリケーンを起こし、
干ばつを起こしているわけです。」
以上、ここまでが
「人の悪い意識が自然災害をも引き起こす」仕組みを、
江本博士が 私たちに解りやすく説明されていた部分になります。
続けて、それに対処すべく
「自己実現するために私たちにできること」と題して
江本博士から私たちへのメッセージです。
「しかし、絶望ばかりしているわけにもいきません。
では、どうしたらいいのか。
その参考を自然界に見ることができます。
微生物の世界ではおもしろいことに、
10パーセントは悪玉菌なのですが、10パーセントは善玉菌です。
そして、あとの80パーセントは日和見菌(ひよりみきん)なのです。
これは、私たち人間にも当てはまることではないでしょうか。
世界は10パーセントの善と10パーセントの悪との戦いなのです。
善玉が勝てば、80パーセントの日和見菌はパッと善玉のほうにつく。
それがあるから、まだ救いがあるのです。
そこで、世界の10パーセントの善玉菌を目覚めさせるために、
私は今、世界をまわって
「愛・感謝」の気持ちを伝えようとしているわけです。
善玉と悪玉を同じ数だけ置いたときには善玉が勝ちます。
そのことは、水の結晶写真の実験でも明らかになりました。
水に「ありがとう」と「ばかやろう」のシールを一緒に貼って
できた結晶は、「ありがとう」のきれいな結晶だったのです。
しかし、悪玉たちは、
そんな事態にならないように策略をめぐらしているのです。
彼らは、一対一だと善玉に負けるということを知っているために、
あえて大きな声で相手を威嚇したり、銃やピストルを使ったりして、
不愉快な振動や危険な振動を発しているわけです。
それでも、善玉がきちんと対処すれば、
地球をいい方向に向けていくことができることを忘れてはいけません。
いずれにしても、
神様はそのように宇宙、この地球をつくられたということです。
理想に帰結するようにつくられているのです。
確かに、私たちが生きていく上で、
つらいこと、悲しいことにぶつかることは、いくらでもあります。
しかし、しょせんは、この地球は学校だと考えてはいかがでしょうか。
(この美しい写真はTADARINさんのブログより快く許可を頂いて掲載しました。)
いじめや困難に突き当たることがあるでしょうが、
そういう相手やシステムに対して、
どのように「愛と感謝」をもって自己実現をしていくことができるか、
それを試す学校がこの地球だと考えるのです。
そのようなことを踏まえ、さまざまなステップを乗り越えて、
卒業していくのがこの地球ではないでしょうか。
今、私は701回目(生まれ変わり)のやり直しがないように、
一生懸命生きようとしています。
「愛・感謝」の気持ちをいつも胸に刻み、まわりの人に
やさしい振動を与えられるような人になりたいと思っています。
みなさんも同じ意識で毎日を生活されるのを望みます。
水はさまざまなことを教えてくれましたが、
もう一つつけ加えておきたいのが、「常によくなろう」という力です。
つまり、水自体に、いい結晶をつくろうという働きがあるということです。
あえて言えば、「蘇生する」といったらいいかもしれません。
この水の働きは、人間も見習うべきではないでしょうか。
一度嫌なことがあったり、絶望したりしただけで、
くじけていては何も生まれません。
つらいことにぶつかっても、
またやり返そうという思いさえあれば、人生は開けていきます。
常によくなろうとする気持ちがいかに大切か、
私は水に教えられた思いがします。 」
江本博士のお話しは、共感する部分が多々ありました。
皆さんは如何でしたか。
私たちの周りは水蒸気の海ですが、
その水を介して想いというエネルギーが波及していきます。
イライラしている時はその周りの人にまでその影響は及びますね。
地球のためにも
「愛や感謝」の想いのエネルギーを伝えていきたいですね。
愛は愛を生み出し感謝をもたらします。
ところで、江本 勝博士の水の結晶写真が元になって
アメリカである映画が作られたそうです。
ある女性が人生につまづき仕事もうまくいかず自己嫌悪に陥いり、
自暴自棄になりかけたまさにその時、
洗面所の蛇口から落ちてくる水のしずくを見て、
水の結晶写真について思い出すのです。
すると、鏡の中に紳士が出てきて、こう語りかけます。
「人の意識で水の構造が変わるのだから、
あなたの意識しだいで、
あなたの人生はどうにでも変えられるんだよ。」
その言葉にうたれたような彼女。
・・・その後は、みなさんの多分ご想像どうり
ですが、もう少し詳しいストーリーを・・と言う方は、
この書籍をお薦めします。
江本博士の『自分が変わる水の奇跡』には、
人生を変える水の結晶の秘密、「振動と共鳴」が幸せを運んでくる他、
充実した内容で「夢」が叶う仕組みや、叶えるコツなどが、
そして江本博士の地球や平和への思いが綴られています。
博士の数々の書籍は世界二十数カ国語で翻訳出版され、
世界中の市民に読まれているそうです。
また、地道に世界的な講演ツアーを実行され、
2005年のニューヨーク国連本部に招かれての
「愛・感謝」のエネルギーについての講演も大好評だったそうです。
地球のこれからに深い関心を持ち、
長い記事を読んで頂きありがとうございます。
江本博士のお話の内容を意識して、道標にしていきたいですね。
私たちが「愛・感謝」の想いを抱き、まず自らが幸せになることが
地球の明るい未来へとつながっていきます。
エコライフを続けながら・・。
最後に、『水から広がる平和への輪』・・
全世界に広がる共鳴理論について 江本博士が述べられていることを・・。
( )の内容は異なります。
「 誰かの言った言葉や書いた文字が 別の人に伝わるという現象や
考えは、全世界にも共通してあるもののようです。
イギリスにルパート・シェルドレイクさんという人がいます。
この人の理論は「形態形成共鳴理論」といいます。
それによると、誰かが新しいことを始めると、それがよいことであれば、
それと同じような意思を持っている人のところに、
言葉が自然にとんでいくというのです。
( シェルドレイクの研究については、
私もTFT講師 藍先生のお薦めで 書籍を拝読しましたが、
その一例・・新聞に掲載される人気のクロスワードパズルの
正解率について愛好家を調査対象にした話が下記です。
それはどういうことかというと、まず誰かが文字を書くと、
その文字の振動が宇宙に展開される。
すると、同じクロスワードパズルが好きな人は、
同じ共鳴因子を持っているために、
そういう人のところまで振動が届いてくるというわけです。 )
誰かが念じたことが実際に起きるという日本の「言霊」信仰も、
同様の見方をすることができます。
一種のエネルギー論と言ってもいいかもしれません。
エネルギーは振動であるというようなことを理解できて、
言葉の振動によって人生はどうにでもなるのだということがわかれば、
言霊の意味がよく理解できると思います。
そして、その仲介をするのが、本文で繰り返し述べたように、
大気中に存在する『水』であり、
人間の体の70パーセントを占める『水』なのです。」
江本 勝(著) 『自分が変わる水の奇跡』 より