植物物語 『植物は人の心が解る』
8月の植物物語は、「
人の言葉が解るねむの木」でしたが、
今回は植物が人の言葉のみならず、
私たちの心を読める事についてシェアさせて頂きたいと思います。
植物の反応を実験した アメリカのクリープ・バクスター博士の名を
耳にされたり、キャベツやサボテンを用いて電極を取り付けた実験を
随分前に、TVでご覧になられた方も けっこういらっしゃると思います。
クリーブ・バクスター博士の実験については、複数の書物があるようですが、『命草茶』の購入をきっかけに毎月無料の『元気アップニュース』を
届けて下さる、京都の㈱トータルヘルスデザイン社長、
近藤洋一さんが
2007年8月号の「ひとつのいのち」に、解りやすく書いてくださって
いますので 紹介させて頂きたいと思います。
以下が、「ひとつのいのち」よりの抜粋になります。
『やらせ』を見破る植物・・
アメリカのうそ発見器
検査官の第一人者として
知られるクリープ・バクスターは
ある時、うそ発見器を植物に
つなぐと どんな反応をする
のかを知るために、電極を
ドラセナの葉にとりつけ、
テストをしました。
そこで、ドラセナの葉を一枚、
コーヒーカップの中に
つけました。
しかしメーターは思ったほど
振れませんでした。
そこでマッチの火でその葉を
焼いてみようと思いました。
すると驚いたことに、思ったその瞬間、マッチ棒を取りに
歩き出す間もなく、メーターの針は劇的に変化したのです。
バックスターが焼こうと思った、ただそれだけにドラセナは反応したのです。
あとで、葉を焼く振りをしたところ反応はまったくありませんでした。
植物には「やらせ」は通用しないのでした。
ウソとホントを識別する能力があるのです。
夕暮れとともに香り立つ ドラセラの花。 ~ Photo by Yuria ~
植物は『犯人』を知っていた・・
部屋に二本の鉢植えの植物を置いておき、ある人がそのうちの1本を
めちゃくちゃに叩き壊しました。
植物を叩き壊したのが誰かについては、本人以外
誰もわからないようにしてあります。
そしてもう1本の植物を置いた、その部屋に植物を叩き壊した犯人も含めて
6人の人が、順番に入っていきました。
植物は5人の人には何の反応も示さなかったのですが、
犯人が部屋に入ってくると
植物につないだメーターの針は激しく振れたのでした。
植物は 犯人を知っていたのです。
バクスターは数多くの実験結果を発表しています。
(『
植物の神秘生活』 ピーター・トムプキンズ、クリストファー・バード 工作舎)
バクスターが研究を始めたのは
1960年代のことですが、
いまや植物の五感以前の
根源的な感覚については、
もっと多くのことが知られています。
植物は深いところで
人間とつながっているようなのです。
ひとつのイノチが植物として、
あるいは人間として表現されていて、
そこには
お互い通い合うものが
あるのですね。
以上が、近藤洋一さん「ひとつのいのち」よりの抜粋でした。
如何でしたか。
実験結果としての事実からも、植物が人の言葉が分るという
事さえも越えて、人の心も読めることが分りますね。
そして私も、
近藤さんがおっしゃるように、
この宇宙というひとつの生命は、
場所や形、性質を変え、
全ての顕現する存在の中に
宿っていると感じます。
集合無意識で私たちは繋がって
いると言われていますが、
『超意識』の元では
表現されているものを超えて
光のネットワークで
繋がっているのです。
(地球と人 動物たちと♫
夜来香のひとりごとのイエライシャンさんより)
動物・・、特に家族として暮らす猫や犬等を通しても、
そのことを実感されている方は少なくないと思います。
また、植物にまつわる不思議な体験をされた方は意外にいらしたり、
そのような話が耳に入ってくる事も時々はあると思います。
そういう話を知人から聞いたり、前回のねむの木にまつわる話のように
自身の体験もいくつかあるのですが、その中から
私の現在進行形の体験を 続けてシェアさせて頂きたいと思います。
楽しい話ですが、「人の思いの力」は強いし、
気をつけないといけない・・と、思うこともありました。
興味のある方は、ぜひ お読みくださいね。
十数年前のことですが、遊びに行った友人宅のベランダに
ライトグリーンの『オオタニワタリ』を見つけました。
実家 裏庭の石垣に自生したのを移植したとの事。
その瑞々しい色に私は、「綺麗ねぇ。」を連発したのでしょう。友人は、
「ごめんね。金武の実家に一株だけしか生えてなくて・・もう無かった。」
「分った。いいよ~。」と帰宅した私ですが。
そんな ある日、自宅のベランダに出ると
自然に、あの『オオタニワタリ』を思い出していました。
現在では、何十鉢もの植物のあるベランダですが、
当時は引越したばかりで 4~5鉢程しかありませんでした。
が、植物の根元近くに何か緑色のものが見えました。
雑草かな・・と、しゃがむと とてもちっちゃな・・『
オオタニワタリ』でした。
「えっ・・」
そのオオタニワタリではありませんが、実際にこのくらいの大きさ。このような苔の中ではなく、
鉢植えの雑草も生えていない土に着床し、小さいながらも緑鮮やかに息づいているのを発見しました。
ここは3階のベランダで、ぽつりと置かれた数鉢には
雑草も殆ど生えてはこず、思わず・・
左側のお隣さんのベランダを境目から覗き見してしまいました。
新築の建物に全世帯が一斉に引越してきて数ヶ月だったからか、
植物には興味をもたれていないか、植木鉢はないようでした。
(すみませ~ん・・)
もう片方のお隣りさんとは、互いの家でお茶したことがあり、
ベランダに置かれたピンクのブーゲンビレアが見えた記憶がありました。
やはり胞子の出所が気になり、ちょっとだけ覗くと(ごめんなさ~い)
その1鉢だけのようで、根元の土も綺麗に
手入れされているように見えました。
こちらは My veranda garden に咲く ブーゲンです♡ ~ Photo by Yuria ~
まあ、庭ならどこからともなく胞子が飛んできて、
着床することもあるでしょうが・・。
実は、それまでも「思うと叶う」ことが多かったので、
(特に物質等は早いです)
植物も・・? と驚きながらも、「胞子だしね有得るかも。」
と素直に喜びました。
友人宅でオオタニワタリを見つけ、
欲しいと思ってから約2週間後の出来事でした。
すくすく育っていく若緑のつやつやした葉は、とても綺麗でしたが、
他の植物の根元では狭そうだったので、
コーヒーの景品で使ってない洒落たカップに移し変えました。
数年を経てベランダには
様々な植物の植木鉢も徐々に増えていきましたが、
胞子が着床し他の植物の根元に生えてくるオオタニワタリを、
その度に移し変えていくと年月と共に、7鉢にもなっていました。
もう十分と思いつつ、手頃なサイズを
選び部屋の中へ対にして飾りました。
なかなか素敵でしたが正直・・
「
こんなにたくさんいらない!」
と思う気持ちを強く持ちました。
すると・・、今までと何ら変わらず、
又、他の植物と同じように
水遣りをしているにも関わらず、
日にちを追うごとに1株ずつ
鮮やかさを失い枯れていったのです。
まず最初は、部屋に対にして置いた2株が同時に・・。
後に続くようにベランダにあるオオタニワタリも1株ずつ・・。
最初は、室内に置いた関係で
環境の変化が原因と解釈していたのですが、
次々に枯れていくオオタニワタリ・・。
残すとこ親株のみ・・で、やっと気づきました。
なんだか、罪悪感のままベランダで、
「
もういいから・・」
と親株に告げました・・。
信じる信じないは別として、本当に不思議ですが
その親株の『オオタニワタリ』は 今だ健在です。
私の生まれ育った家の庭には、
祖父が育てた花々が季節を問わず咲き続け、
物心ついた時には植物が大好きでした。
なので、剪定で落とした枝を捨てきれず活けたり、
切花も最後の最後まで 花びらを浮かべて生かしきります。
~ Photo by Yuria ~
『想念のドアを見張れ』という言葉がありますが、
そのような結果になるとは・・ 私には心の痛む出来事でした。
そして、この出来事からは、更に何年も経った今年の夏・・。
あんなに繁殖していたオオタニワタリが、何十もある植物の根元に、
あれ以来全く着床する様子がないことに安心していましたが、
なんだか自然の営みを押さえつけてるような気も・・ し始めていました。
それで、なんとなく 親株さんのオオタニワタリに水遣りしながら
「
もう、いいよ~ 遠慮しないで。」と心の中で声かけてしまいました。
何年も経つのに、「あれから1つも自生してないし、どうなのかな~」と
いう気持ちもありましたが・・。
例のコーヒーカップに
バランスの良い姿だった 親株のオオタニワタリも
成長と共に下の茶色の部分が層になり、カーブを描いています。
味があるといえば、まあそうですが・・。(実物です♪)
彼は
↑ (多分男性?笑)は、聞いていたのです。
私の心の声、「
もう いいよ~」を・・。
そうなんです。それから間もなく、一つ目が着床。復活の第一号は
移植して南洋杉の根元へ。苔が生えてるので居心地よさそうです。
その後、二号三号さんもほぼ同時に誕生。
これらが自生する鉢が、数ある植物の中で、なぜか前の『植物物語』に書いた
『
ねむの木』の根元なのです。な~ぜ~・・? という感じです。
前にドンドン増えた時には、etcな植物の根元に自生しただけに、
まるて゛、『
ねむの木』と『
オオタニワタリ』が示し合わせたようです(笑)。
この記事を書きつつ、気がつきました。
植物は人の心が読めていますよ~。実感です。
そうそう、だからといって
お野菜は、人に美味しく食してもらうのが彼らの『喜び』だそうですよ。
せっかく生を受け育った命も、豊作過ぎた時の価格調整の為に、
ブルトーザーで処分される方が育てた農家の方も植物も辛いですよね。
次回の『植物物語』は、お茶にして美味しく飲んで、
体を癒すある植物について 書かせて頂こうと思っています。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
心優しい植物たちを 今までより ほんのちょと意識してみてくださいね。
では、また・・。
by Yuria
ハートオブレインボー 全てのメニューは
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あなたの心と体を癒し 内側にある力を取り戻すことで、
次なるステップへのきっかけとなりますように*☆*
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