うりずんの季節の到来と共に、
大地が活気づき 若葉が生い茂る今日この頃、
沖縄の海や空を駆け抜けて来た風は、
湿気を帯びていたり冷たかったりしますね。
~ Photo by Katuo Nakamoto ~
さて・・
先日
ブログ『徒然庵』の姥桜のかぐや姫さんより
次のようなコメントを頂きました。
お早うございます
突然ですが、マスコミを介し ご承知かと思いますが
本島東海岸が とても危ないのです
辺野古への基地移設の件は すでに ご承知かと思いますが
私のブログを読んで頂きまして・・・・
もし、ご賛同いただけましたら意見書の提出をお願い致します
突然 かようなお願いをいたし申し訳ありませんが
海を愛するものとして必死の思いです
お友達にも呼び掛けていただけましたら幸いです
宜しくお願い致します
Posted by 姥桜のかぐや姫 at 2009年04月24日 05:23
皆さん、マスコミを通して辺野古の海の環境が破壊の危機にある事は、
おそらく多少也とも ご存知だと思います。
又 その事が、これから先も沖縄県民の本意には関わらず
結果として戦争に加担し続ける事に繋がるかも知れないことも・・。
「NO!」-----×----->
早速、上記のコメントを下さいました
『姥桜のかぐや姫さん』のブログより転載し紹介させて頂きますので、
どうぞ皆さん、ぜひ ご一読下さいね。
尚、文中の写真は内容と関わりなく、お借りしたものです。
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「沖縄の美しい海が消えるとき」
by 姥桜のかぐや姫さん
今、沖縄の砂浜が消えようとしています
~ Photo by TADARIN ~
普天間代替として辺野古に新たな基地が建設されようとしていますが
それに要する用材として
辺野古ダム近辺の森からの土では足りませんので
東海岸の砂浜が其のターゲットとになっていることは
新聞やテレビ等マスコミを介し周知の事と思いますが
其の量たるや東海岸の砂浜では足りず
残りを他県から調達するとのことですが
環境問題の為、どの県も砂の搬出を禁じています
又、たとえ可能であっても
砂の質が異なりますので新たな環境問題が発生します
沖縄の海は沖縄の砂が有り、初めて成り立つのです
環境庁のお役人の知識たるやこの程度のものかと疑いたくなります
東京ドーム14個分に相当する残りの用材は他県がだめなら
西海岸から採取される事は間違いありません
観光で成り立っている沖縄県から砂浜が消えますと死活問題です
戦前・戦後と 沖縄を国政の単なる道具としてしかみていない
お国の政策に意見書を提出し、
県民の思いをぶっつけようではありませんか
詳細は琉球新報 検証 アセス点検
又は、http://henoko.ti-da.net/をご覧ください。
意見書の用紙は指定されてはいません。
「普天間飛行場代替施設建設事業に係る
環境影響評価準備書に対する意見書」
という表題と、
氏名・住所と共に、あなたの意見や想いを書いてください。
数行の短い文章でも結構です。
意見書は次のあて先までお送りください。
沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団が、
すべてコピーをとらせていただいた上で、
責任を持って沖縄防衛局に提出いたします。
郵送 :〒905-2171
名護市字辺野古 座り込みテント村 意見書係
FAX :098-885-0866(アセス監視団)
メール:folkswind@yahoo.co.jp(アセス監視団)
意見書を沖縄防衛局に提出する期限は5月15日です。
出来るだけ4月中にお送りくださるようお願いします。
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以上が、姥桜のかぐや姫さんのブログより転載しました
『基地移設になった場合の辺野古の海や砂浜の危機、意見書』
についてでした。
コメントを頂いて記事を書くにあたり・・ 正直に申し上げますと
豊崎や与那原、泡瀬干潟の埋立の事も 脳裏に浮かびました。
町の発展の為とは言え、埋め立てには変わりませんが
大きな違いは、
辺野古の海には、
戦争が深く関わっていると言う事です。
~~
沖縄の白砂。。 珊瑚礁が生み出した美しい砂。
私は随分以前、仕事の関係で大阪に住んでいた頃
地元の友人に誘われ、和歌山の磯ノ浦へと遠出した事があります。
生まれて初めて触れた他府県の海や砂浜。
和歌山の方には申し訳無いのですが、
それまで、「砂というものは白い」とばかり思いこんでいた私には
当時の磯ノ浦の砂浜は薄黒く見えて、海へ入ると、
皆の泳ぎで黒砂が掻き混ぜられた濁り水のような様に驚きました。
帰沖して何年か経ち、やっと気づいたのですが
真っ白で美しい砂浜は、島々の土台にもなっている
美しい珊瑚礁から生み出された沖縄独自のものだったのですね。
昔から 沖縄を 『うるま島』と言い表すのを 耳にしますが
『うるま』とは、『珊瑚の島』という意味だという事を、
今回 知る事が出来ました。
わした島うちなぁの皆さん、いえ 地球に生まれ育つ地球の皆さん
その珊瑚の島の美しき白砂が、ちゅら海が失われようとしています。
私たちは誰もが確かに 忙しい日々を過ごしています。
・・が、働き くつろぎ 楽しみ 笑い 悩む
そのちょっとした ほんの合間にペンを持ち、
短文でも構わないそうです。 身近にある白紙に一筆したためましょう。
意見書の記入例だそうです。
http://turezurean9426.ti-da.net/e2628423.html
意見書を書けない方でも、辺野古の海が無事に守られ
地元の方々に笑顔が溢れている事をイメージしたり
祈ることは出来ますね。
提出期限を過ぎても、辺野古の事をブログ記事にする事もできます。
彼女・・姥桜のかぐや姫さんは
謙虚に「お願い」という形をとられていますが
私たち全員が生まれ育まれ、今生かされている地球の事です。
それぞれ できる形というのは有ると思います。
皆さん おひとりおひとりの本心に委ねますね。
近年、よく単独で切り離され使われている言葉
「ナンクルナイサ」 の本来の全文は
「マクトゥ ソーケー ナンクルナイサ」
だそうです。
☆ 誠(真)を尽くしていれば 自然に成り立つ。
「人として誠(真)を尽くしていれば 自然に事は運び成り立つ。」
という意を持つ 黄金言葉(クゥガニ クトゥバ)であり、
「人事を尽くして、天命を待つ」という言葉に相当するようです。
今の私たちは・・自らが出来る形也で
人事を尽くしていると言えるのかな。
皆さん 結果はどうであれ
「マクトゥソーケー ナンクルナイサ」のウチナー精神ですよ。
次の言葉は、辺野古の事情を知った子供たちからの声だそうです !
「高校生たちの言葉をうけとめよう」
なぜ マスメディアは反対しないのですか。
メディアが書き立ててくれないから・・・
私たち
こんなことが進められているのを
知らなかった
じゃないですか。
みんなも、
もっとこのことを広めてください!って。
そうだよね。
大人たちもっとできることあるよね!
『辺野古浜通信』 より
~ Photo by Katuo Nakamoto ~
平和を愛し辺野古の海を守る人々の言葉 ~
http://video.google.com/videoplay?docid=3151472080668562595
内容の関係だと思うのですが、聴かせて頂いていて
エネルギー的には重く感じる部分もありましたが、
他府県出身の方にも関わらず沖縄の痛みを分かり、
何より行動されている事には頭の下がる想いです。
ウチナンチューの平良夏芽さん(男性)の言葉には、
自らの想いに正直に平和の為の行動をされ、人として誠を尽す
真の強さと、ホッとする器の大きさ 温かなチムグクルを感じました。
約26分を要しますが、時間のとれる方は聴かれてみてください。
お時間のとれない方は、平良さんの2話に渡る言葉だけでも、
ぜひお聴きになる事をお薦め致します。
大切な辺野古の海を守る為、最初は辺野古のおじぃ おばぁたち、
お年寄りの方々が何年にも渡り率先されていたそうです。
その姿に地元の方、県内在住の他府県の方など、
多くの方々が入れ替わり訪れ
辺野古の海を守る運動に加わっていらっしゃるようですが
私たちと同じように、皆さんにも それぞれのお仕事や生活がある訳です。
ニュース等でしか知らなかった 陸続きに在る辺野古の海の事情。
辺野古の海に関わる方々の事を少しですが知るにつれ・・
アメリカ、日本の両政府がからむ故、無力感の方が先に立ちそうですが、
人事と捉えない他府県の方々も勇気を持って携わって下さっているようで・・
沖縄県民として情け無いような恥ずかしいような想いにもなりました。
基地問題は、容易に語れるものではありませんが
未来永劫、基地存続の選択をし続けるのはどうなのでしょうか。
沖縄の海や子供たちに対して、今後 先人としての責任において
悔いと 負の遺産をこれ以上残さぬように
沖縄で生まれ育った私たち大人も、できる事はしていきたいですね。
結果はどうであれ、
「誠(真)を尽くし 後は天に委ねなさい。」と教えてくれる
ウチナンチューの先人達の心、言葉に従って・・。
「マクトゥソーケー ナンクルナイサ。」
・・・by Yuria
今回も 長い記事を此処までお読み頂いた皆様、有難うございます。
感謝です。
「願わくば、この地球から全ての基地や一切の武器が、
人々から争いの心が消え、真の平和が現れますように*☆*」